「3.11万葉集 復活の塔 」の出版のお知らせ

以下出版社である彩流社のHPからです。

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内容紹介

アーティストと建築家の共同作業から始まった
<記憶に残る>被災地プロジェクト!
自ら被災者である福島の建築家・芳賀沼 整。
「記憶に残る仮設住宅」のコンセプトを打ち出した五十嵐太郎。
死者を記憶するため復興ではなく「復活」の祈りを込めた作品を展開する彦坂尚嘉の
熱き3人の男の強烈な作品と思いに詩歌を載せる。
あれから1年。南相馬の仮設住宅の人たちはいま、何を思うのか。
被災当事者たち、和合亮一、谷川俊太郎、福島/東京の歌人たちから天皇・皇后まで、
幅広い日本人の詩歌をアート歌集で繰り広げる。
全文英訳つき!仙台から始まる国際交流基金の国内巡回展に展示参加!

◎なぜ「万葉集」なのか?
「万葉集」は天皇、貴族、有名歌人のほかに約半数が庶民による作者未詳歌であり、
よって日常をテーマにした歌が多く、多様な人々どうしの連帯性が特徴であり、
本書にもその特徴が根柢に流れている。

著者プロフィール

彦坂 尚嘉(ヒコサカ ナオヨシ)
1946年、東京都生まれ。アーティスト・美術史評。アートスタディーズ・ディレクター。70年、多摩美術大学絵画科油彩中退。82~83 年文化庁在外研修員としてペンシルバニア大学グラデュエート・スクール・オブ・ファインアーツに留学。82年ヴェニスビエンナーレ、87年サンパウロビエ ンナーレ、99年グローバル・コンセプチュアリズム展(N.Y)。著書に『反覆/新興芸術の位相』(田畑書店)『空想 皇居美術館』(朝日新聞出版)。編著に『年表・現代美術の50年』(美術出版社)など。
五十嵐 太郎(イガラシ タロウ)
1967年、パリ生まれ。建築史・建築批評家。アートスタディーズ・プロデューサー。東北大学大学院教授。著書に『建築はいかに社会と回路 をつなぐのか』(彩流社)『新宗教と巨大建築』(講談社)『近代の神々と建築』(廣済堂)『戦争と建築』(晶文社)『過防備都市』(中央公論新社)ほか多 数。
芳賀沼 整(ハガヌマ セイ)
1958年、福島県生まれ。はりゅうウッドスタジオ取締役。主共著『木造仮設住宅群: 3.11からはじまったある建築の記録』(ポット出版)。東北建築賞作品受賞として「家業(柏屋)」および「都市計画の家Ⅱ」(日本建築学会作品選集)ほか多数。
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