●4月5日
OZONEの公開コンペ
OZONEの9人の建築家による公開コンペに案を提出。架空の建て主の設定で、書類選考を通過した9人の建築家による、プラン提案・プレゼンテーション。設定としては、世田谷区の一戸建て住宅の改装。50代の夫婦の方で、犬との生活や自転車の趣味等をどう扱うかがテーマでした。
その後OZONEの方連絡があり、無事芳賀沼が9人に選ばれたとの事。4月28日より、新宿区のOZONEに展示、5月中旬にプレゼンテーションということでした。
もし興味のある方は、展示・プレゼンテーションをご覧になって頂ければと思います。
また詳しくはご連絡します。
OZONEのHP(まだコンペについては掲載されていません。)
震災ミーティング
この日午後より、日本大学浦部研究室の渡邊くん、沼尾くんがスタジオに住宅模型製作を手伝いにきてくれました。
芳賀沼がスタジオに戻り、皆で震災関係についてミーティングを行ないました。仮設住宅を含めた中長期的な移住について、基本情報とアイディアについて整理しました。
JIA福島地域会でも、2日以降活発にメール等のやり取りがされており、再度9日に郡山で打合せがあります。仮設住宅については、県内の建設業者に対しての公募があると新聞でも報道されておりJIAでも、どういった関わり方が出来るのかということが話題に出そうです。
●4月7日
名古屋 古民家の改修
滑田は前日より、名古屋入り。芳賀沼、伊藤も名古屋に入り。以前より計画を進めていた名古屋市内の古民家改修のプロジェクト。今日は現場確認を兼ねた引っ越しのお手伝い。昭和初期に建てられた市内の民家で、現行の建築基準法では既存不適格建築物であるために、さまざまな法律上の制約があります。例えば、現在準防火地区であるために、窓を網入り硝子の防火戸に変えなければならないなどの制約があります。それらの事を整理し、設計を進めています。
●4月8日
芳賀沼とスタジオに戻り、建設事務所の村井さん、その後、建材の会社の方と打合わせ。仮設住宅について話題に出るが、資材が流通しておらず、その中でできる仮設住宅ということがポイントになりそうだった。今日もJIAの方では、数多くのメールでのやり取りがされていた。田中君は、夕方東京方面へ出る。
仙台の友人の家は、昨夜の地震でまた地面に亀裂がはいったとの連絡。地盤調査の結果をもとに、対策を考えたい。泉区は停電になったということだった。
(文 滑田)