この写真は、二本松市大平農村公園のログハウス仮設住宅の共同菜園の様子です。居住者の方が野菜等をつくっていてもりもりと育っていました。
共同菜園は、日本大学浦部研究室とはりゅううっどスタジオの応募時の提案によるものでした。
一方で、木造仮設住宅に入居されるであろう方々を予測すると、 高齢者の方々や、長く農作業に関係(第一次産業として専業・兼業や自給も含め)されている方々も多いと考えました。そこで、 仮設住宅の集落での生活をイメージしながらログハウスと歴史的な関係性も深く、その価値を高める意味でもクラインガルテン(共同菜園)を積極的に取り組んだ提案をしようと考えました。
共同菜園は、このように各棟に一ヶ所近く配置しています。
中には野菜を売られている所もあったり、大平農村公園の畑は、かなり積極的に活用して下さっていました。
お話を伺ってみると、もともと兼業農家をやられていた方も多いようで、近くの田んぼ・畑を借りている方も多いとのことでした。