東日本大震災以降、福島県においては、原発事故による大規模な避難が行われ、被災地域では、急激な過疎状態の中、復帰が始まっています。国の施策としてのトップダウン型の住まいの整備(復興公営住宅等)は終わりつつあります。一方で、被災地域においては、地域社会が脆弱なままであり、復興は十分でないと誰もが感じています。
モノやコト、ヒトをつなげる場をデザインすることで、地域社会の課題解決に挑むボトムアップ型のプロジェクト事例が全国で増えつつあります。今回は、つながる場をデザインしてきた実践者をゲストにお招きし、課題先進地である福島における復興とその先のあり方を考える一つつの機会にしたいと思います。
実際に復興に関わる業務の中でワークショップをやってみても、難しさを感じた方も多いのではないでしょうか。それらの課題に対して住民や自治体を巻き込み、プロジェクトを進める上で大事なことについて、改めて考える場として企画しました。
第1部 トーク(18:05-19:05)
●「風景でつなぐデザイン」
徳永 哲
ランドスケープデザイナー
東京大学生産技術研究所リサーチフェロー
( 株) ふたば 地域デザイン室長
●「地域と共生するリノベーションホテル」
北島 優
建築プロデューサー
株式会社リビタ ホテル事業部
チーフプロデューサー
●「ワークショップと実践のつながり」
小山 弘二
コミュニティデザイナー
合同会社moyai
第2部 ディスカッション(18:05-19:05)
参加申し込みはこちらによろしくお願いします。