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大師堂住宅団地

2011年東日本大震災後に福島県で建設されたログハウス仮設住宅を移築再利用したものである。仮設住宅の計画時においても、復興住宅への再利用を想定していたが、多くのログ仮設が再利用されている。このプロジェクトでは、福島県二本松市と南相馬市の仮設住宅団地から12戸のログ仮設を移設し、復興住宅をとすることになった。

ログシェルの外側に、グラスウール100mmの断熱補強も行い、高断熱・高気密住宅として生まれ変わらせている。地域としても冬季間の寒さが厳しい地域であるが、床下でのエアコン1台での空調を目指している。

建物概要
用途:復興公営住宅
所在地:福島県飯舘村
延床面積:472.78(平家)
構造:丸太組構法
設計:はりゅうウッドスタジオ
施工:関場建設
竣工年:2020

写真 髙橋 菜生

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